不在
大切な人を亡くした時や失恋した時、
「人間って浅ましいなあ」と寂しさを感じます。
ピノコが逝ったあともおなかは空いたし、
どんなに大好きな人と別れてもおなかは空いたし、
眠たくなったし、お風呂に入ったし・・・。
-そして居ないことが当たり前になる。
やはり「忘れること」が神様からの
何よりの贈り物なんでしょうか?
父とは、今10年ぶりくらいで一緒に住んでいます。
あたしが中学生の頃、父が単身赴任先へ戻ったあと
父のタオルや歯ブラシがあるのを見ると、余計不在を
思い知らされてしんみり悲しくなったものです。
こたつの中にピノコがいないことや、息遣いが
聞こえないことに慣れていくこと。
どんどん慣れていくこと、時間が経っていくこと。
歳をとればとるほど、時間は優しくなるのか、
残酷になるのかはわからないけれど・・・。
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